【東京TC 2023年募集】調教師(厩舎)分析レポート(2022-2023版)
- 2023/06/08
- 17:00
最新版(2022-2023版)の指数&解説付き厩舎分析レポートをnoteに順次アップしております。
本分析レポート(2022-2023版)では、前年度版までの仕様をベースにしつつ各項目の深掘りをさらに行い改良を重ねております。
本ブログタイトルでは「東京TC(東京サラブレッドクラブ)2023年募集」としていますが、どのクラブでも汎用的に利用できるような厩舎分析レポートとなっています。(東京TCだけでなく、これから2023年募集があるクラブでも利用できます。)
みなさまがそれぞれ得意にしている馬体診断や血統診断に加えて、当noteの厩舎分析を参考書として活用いただくことで”出資後のNG認定”のような事態を避けやすくなると思います。みなさまの楽しい一口馬主ライフをより向上できることを願っております。
※以下は一部厩舎抜粋です。
他厩舎分析レポートもnoteにアップしておりますので、noteをご確認ください。
最新版!2022-2023【一口馬主向け】調教師(厩舎)分析
奥村武厩舎2022-2023【一口馬主向け】調教師(厩舎)分析
(ひとこと)
以下は奥村武厩舎の年別勝率・複勝率の推移です。
2019年 勝率.037 複勝率.198
2020年 勝率.080 複勝率.235
2021年 勝率.097 複勝率.185
2022年 勝率.119 複勝率.304
複勝率の一部で凸凹はあるものの、勝率も複勝率も上昇基調を描いていることがわかります。特に2022年の勝率(.119)・複勝率(.304)は、厩舎として何かを掴んでブレイクスルーしてきたようにも見える率推移だと思います。
勝率・複勝率の上昇があれば当然、収得賞金に反映されることも期待ができ、将来的には過去実績では(良い意味で)語ることができない奥村武厩舎に進化している可能性もあるかもしれません。このあたりの今後のノビシロに賭けて前向きに出資検討するという接し方も面白いと思います。
斎藤誠厩舎2022-2023【一口馬主向け】調教師(厩舎)分析
(ひとこと)
指数からは、出走数多めの厩舎特徴にフィットできるような馬やクラブ(出走制限に引っかからない中小クラブがベター)で、回収率狙いでの出資というのが基本戦略になると思います。残存率期待値も高いので積極的に検討できると思います。
橋口慎介厩舎2022-2023【一口馬主向け】調教師(厩舎)分析
(ひとこと)
筆者は「追分F×橋口慎介厩舎」に注目したいと思っています。
注目するきっかけはタイムフライヤーでした。タイムフライヤーは当記事作成時点ではNAR大井所属となっていますが、JRA所属時は松田国厩舎引退の後は橋口慎介厩舎に所属していた馬です。
タイムフライヤー自身は白老F生産馬なのですが、母馬タイムトラベリングの所有者が追分Fであることを確認できます。
また、当記事作成時点でnetkeibaで「白老F×橋口慎介厩舎」を抽出した結果が以下です。
白老F×橋口慎介厩舎
2016年産エールヴォア(母フィーリングトーンは追分F所有)※フラワーC2着
2018年産エマージングロール(母フィーリングトーンは追分F所有)※現OPクラス
2019年産アーテルアストレア(母スターズインヘヴンは追分F所有)※現OPクラス
2020年産エールミネルヴァ(母ソルダテッサは追分F所有)※現1勝クラス
もしかすると、検索に引っかからない転厩(転出)済の馬もいるかもしれないですが、高確率であることは事実だと思います。
方程式的な表現にすると「母馬所有者追分F×生産白老F×橋口慎介厩舎=高確率で活躍馬」となりそうで、現3歳の2020年産エールミネルヴァの今後の活躍にも期待したいです。
当然ですが「母馬所有者追分F×生産白老F×橋口慎厩舎」の馬がクラブ募集馬として出てくる場面があれば要注目だと思います。(出てくるとすれば、G1・サンデー・社台・キャロットだと思います。)
松永幹夫厩舎2022-2023【一口馬主向け】調教師(厩舎)分析
(ひとこと)
2022年に入ってから「出走数多め(馬房回転率高め)」に変化してきています。もしかすると、厩舎として意図を持って馬房回転率を高める施策を講じている可能性もありそうで、今後この馬房回転率が定着するのかに注目だと思います。
もちろん、この馬房回転率の変化が2022年単年のみで終わる可能性もあるので結論はまだ出せないものの、もしこの「出走数多め(馬房回転率高め)」が定着するのであればそれに合う馬タイプの選定にシフトさせていくことも考えていく必要も出てくると思います。具体的には、出走数多めスタイルにフィットできるような丈夫そうなタイプや出走回数を重ねて成長できるようなタイプの方が合ってきそうだと思います。
以上です、今回も最後まで読んでくださりありがとうございます!
みなさまの愛馬の成績向上、次世代産駒での良縁、良い調教師(厩舎)とのご縁があることを願っています!
Twitterアカウントはこちら https://twitter.com/wineotto
Life with Horses!
それではまた~。

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本分析レポート(2022-2023版)では、前年度版までの仕様をベースにしつつ各項目の深掘りをさらに行い改良を重ねております。
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みなさまがそれぞれ得意にしている馬体診断や血統診断に加えて、当noteの厩舎分析を参考書として活用いただくことで”出資後のNG認定”のような事態を避けやすくなると思います。みなさまの楽しい一口馬主ライフをより向上できることを願っております。
※以下は一部厩舎抜粋です。
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最新版!2022-2023【一口馬主向け】調教師(厩舎)分析
奥村武厩舎2022-2023【一口馬主向け】調教師(厩舎)分析
(ひとこと)
以下は奥村武厩舎の年別勝率・複勝率の推移です。
2019年 勝率.037 複勝率.198
2020年 勝率.080 複勝率.235
2021年 勝率.097 複勝率.185
2022年 勝率.119 複勝率.304
複勝率の一部で凸凹はあるものの、勝率も複勝率も上昇基調を描いていることがわかります。特に2022年の勝率(.119)・複勝率(.304)は、厩舎として何かを掴んでブレイクスルーしてきたようにも見える率推移だと思います。
勝率・複勝率の上昇があれば当然、収得賞金に反映されることも期待ができ、将来的には過去実績では(良い意味で)語ることができない奥村武厩舎に進化している可能性もあるかもしれません。このあたりの今後のノビシロに賭けて前向きに出資検討するという接し方も面白いと思います。
斎藤誠厩舎2022-2023【一口馬主向け】調教師(厩舎)分析
(ひとこと)
指数からは、出走数多めの厩舎特徴にフィットできるような馬やクラブ(出走制限に引っかからない中小クラブがベター)で、回収率狙いでの出資というのが基本戦略になると思います。残存率期待値も高いので積極的に検討できると思います。
橋口慎介厩舎2022-2023【一口馬主向け】調教師(厩舎)分析
(ひとこと)
筆者は「追分F×橋口慎介厩舎」に注目したいと思っています。
注目するきっかけはタイムフライヤーでした。タイムフライヤーは当記事作成時点ではNAR大井所属となっていますが、JRA所属時は松田国厩舎引退の後は橋口慎介厩舎に所属していた馬です。
タイムフライヤー自身は白老F生産馬なのですが、母馬タイムトラベリングの所有者が追分Fであることを確認できます。
また、当記事作成時点でnetkeibaで「白老F×橋口慎介厩舎」を抽出した結果が以下です。
白老F×橋口慎介厩舎
2016年産エールヴォア(母フィーリングトーンは追分F所有)※フラワーC2着
2018年産エマージングロール(母フィーリングトーンは追分F所有)※現OPクラス
2019年産アーテルアストレア(母スターズインヘヴンは追分F所有)※現OPクラス
2020年産エールミネルヴァ(母ソルダテッサは追分F所有)※現1勝クラス
もしかすると、検索に引っかからない転厩(転出)済の馬もいるかもしれないですが、高確率であることは事実だと思います。
方程式的な表現にすると「母馬所有者追分F×生産白老F×橋口慎介厩舎=高確率で活躍馬」となりそうで、現3歳の2020年産エールミネルヴァの今後の活躍にも期待したいです。
当然ですが「母馬所有者追分F×生産白老F×橋口慎厩舎」の馬がクラブ募集馬として出てくる場面があれば要注目だと思います。(出てくるとすれば、G1・サンデー・社台・キャロットだと思います。)
松永幹夫厩舎2022-2023【一口馬主向け】調教師(厩舎)分析
(ひとこと)
2022年に入ってから「出走数多め(馬房回転率高め)」に変化してきています。もしかすると、厩舎として意図を持って馬房回転率を高める施策を講じている可能性もありそうで、今後この馬房回転率が定着するのかに注目だと思います。
もちろん、この馬房回転率の変化が2022年単年のみで終わる可能性もあるので結論はまだ出せないものの、もしこの「出走数多め(馬房回転率高め)」が定着するのであればそれに合う馬タイプの選定にシフトさせていくことも考えていく必要も出てくると思います。具体的には、出走数多めスタイルにフィットできるような丈夫そうなタイプや出走回数を重ねて成長できるようなタイプの方が合ってきそうだと思います。
以上です、今回も最後まで読んでくださりありがとうございます!
みなさまの愛馬の成績向上、次世代産駒での良縁、良い調教師(厩舎)とのご縁があることを願っています!
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