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【2023年産ドラフト】注目のディープインパクト系新種牡馬(後編)

コントレイル(母ロードクロサイト、ノースヒルズ生産、矢作厩舎)
ダノンキングリー(母マイグッドネス、三嶋牧場生産、萩原厩舎)
ダノンプレミアム(母インディアナギャル、ケイアイF生産、中内田厩舎)
サトノジェネシス(母マルペンサ、ノーザンF生産、堀厩舎)
ワールドプレミア(母マンデラ、ノーザンF生産、友道厩舎)
サトノインプレッサ(母サプレザ、社台F生産、矢作厩舎)

2023年産から登場するディープインパクト系新種牡馬を予習する後編記事です。
後編ではサトノジェネシス・ワールドプレミア・サトノインプレッサの3頭を取り上げます。

この3種牡馬は産駒数(2023年産血統登録数)が多くはないためクラブ募集馬に入ってくる確率は高くはないと思います。また、一口馬主プレイヤーからの注目度も高いとは言えないと思います。
しかし、逆に見れば、今のうちに予習しておくことで、唐突に募集馬ラインナップに入ってきても対応することができると思いますし、昨今の一口馬主人気の高まりからも事前注目度の高くない種牡馬を押さえておくことも大事な戦術になると思います。
それに、なによりも、広く種牡馬を見ていくことが面白く、出資馬成績向上につながるかは別として、私自身の好奇心を満たすということで調べてみて面白く感じる種牡馬たちだったので記事にしたいと思います。

では、ディープインパクト系新種牡馬の予習(私なりの切り口)後編スタートです!

■サトノジェネシス(全兄とは僅かに異なるサイズ感)
サトノジェネシスは当記事作成時点で確認できる2023年産血統登録数が23頭の新種牡馬です。(血統登録数は今後変化する可能性がある数字です。あくまでも当記事作成時点での数字ということでご理解ください。)

サトノジェネシスはご存知のとおりサトノダイヤモンドの全弟です。
全弟なのでイメージが湧きやすいと思いますし、サトノジェネシス自身も3歳時2月のゆりかめも賞(東京芝2400)に勝っているように、長めの距離で実績を出している点も全兄とイメージが重なってきます。
血統面に加えて、競走実績の面も似ているということで比較的イメージが湧きやすい新種牡馬かなと思っています。

あえて、全兄と異なると見える材料を挙げると以下ががあります。
サトノダイヤモンド…2歳11月新馬戦の馬体重502㌔
サトノジェネシス…2歳10月新馬戦の馬体重480㌔

僅かではありますが、全兄よりもサイズ感がコンパクトでこの点は全兄とは異なる部分を伝えそうで、ここは注目点として覚えておきたいです。

全兄サトノダイヤモンドが社台スタリオンステーションから異動(転出)となったり、大物と見える代表産駒出現がまだだったりと、なんとなくですが一口馬主プレイヤーからの人気も下降気味な気配だと感じます。
サトノジェネシスは血統登録数が多いとは言えないためクラブ募集馬に入ってくるか微妙なところではありますが、サイズ感からも全兄とは異なる部分を伝える可能性があり、産駒価格が割安・人気も下降気味であれば貪欲に逆張りで狙っていく姿勢もアリかもしれません。


■ワールドプレミア(種付け料推移の初動に注目!)
ワールドプレミアも当記事作成時点で確認できる2023年産血統登録数が25頭です。このため、クラブ募集馬にどこまで入ってくるのかはわからないです。
そんなワールドプレミア、私が切り口として見たいのが種付け料推移です。

(ワールドプレミアの種付け料推移@優駿SS)
2023年産:50万円(受胎条件)←初年度産駒
2024年産:50万円(受胎条件)
2025年産:50万円(受胎条件)

(全兄ワールドエースの種付け料推移@アロースタッド)
2017年産:50万円(受胎条件)←初年度産駒
2018年産:50万円(受胎条件)
2019年産:50万円(受胎条件)

上記のとおりで全兄ワールドエースと同じ価格帯での種付け料推移初動となっています。
2017年産(全兄の初年度産駒世代)と2023年産(ワールドプレミアの初年度産駒世代)では外部環境(インフレ率や為替など)が異なるため単純比較は難しいものの、種付け料が同じということで繁殖牝馬のランク帯も似たような傾向になっている可能性があると思います。

全兄ワールドエースがマイラー寄り、ワールドプレミアがステイヤー寄りと、競走実績は逆ベクトルではありますが、もしワールドプレミア産駒を検討する機会があれば全兄ワールドエース産駒の回収率傾向などを参考にして見ていこうというのが今の私の見方です。


■サトノインプレッサ(プライベート供用の産駒たち)
パーフェクト種牡馬辞典2023-2024(自由国民社)によると、サトノインプレッサはプライベート供用とのことです。プライベート供用ということで産駒数はかなり少なくて、当記事作成時点で確認できる2023年産血統登録数は僅か3頭のみです。このため、私のようなノーザンF系クラブ会員ですと募集馬に出会える可能性はゼロに近いと思います。ただ、netkeibaで検索できる2023年産血統登録馬を確認すると興味が湧いてきます。

(当記事作成時点で確認できるサトノインプレッサ2023年産)
母ウイングレット(社台F生産)…母が中山牝馬S優勝
母パイタ(社台F生産)…母は仏オークス3着など
母ベガスナイト(社台F生産)…兄アメリカズカップがきさらぎ賞優勝

プライベート供用ということですが、上記血統登録馬を確認すると、社台F主導でのプライベート供用のように推測できます。母馬も、私のようなノーザンF系クラブ会員でも知っている繁殖牝馬ばかりで、プライベート供用という字面とは異なり良質な産駒出現があってもおかしくないと感じます。
そもそも、サトノインプレッサ自身が「ディープインパクト×母サプレザ」という良血馬ですし、繁殖牝馬も上記のように社台Fの良質繁殖牝馬となれば数少ない産駒から活躍馬出現も期待したくなります。

なお、サトノインプレッサは2022年12月2日にインドへ輸出されているとの記事をnetkeibaで確認することができます。
2022年に日本へ輸入・日本から輸出された種牡馬の一覧(シャトル種牡馬含む)

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以上で、ディープインパクト系新種牡馬の予習記事を終えたいと思います。ここまでお付き合いくださりありがとうございました!

※その他の関連記事です。
【2023年産ドラフト】新種牡馬ポエティックフレア(セントジェームズパレスS優勝馬の産駒が遂に登場!)
(考察)スワーヴリチャード2024種付け料の衝撃-前編-
【2023年産ドラフト】3歳ダート三冠競走の舞台、大井競馬場の砂入替

以上です、今回も最後まで読んでくださりありがとうございます!
みなさまの愛馬の成績向上、次世代産駒での良縁、良い調教師(厩舎)とのご縁があることを願っています!

noteで【一口馬主向け】調教師(厩舎)分析もやっています!こちらもぜひ読んでみてください!
阪神JFへ出走数の多い厩舎(2023年版)
ホープフルSへ出走数の多い厩舎(2023年版)~変わりつつある(ように感じる)ホープフルS~

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それではまた~。


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コメント

勉強になります

いつも先を行く話題、本当に勉強になります。
私はロードの会員でもあるのですが、ケイアイファームの2023年度生産馬を見ますと、ロードカナロアよりダノンプレミアムの方が種付け頭数多かったので、期待されているのかと思いました。
今後も募集馬を含めて注目していきます。

Re: 勉強になります

ワイルドブラスターさん
今回は個人的な勉強の指向が強い内容にもかかわらず、お付き合いくださりありがとうございます。読んでくださって嬉しいです!
ディープインパクト系種牡馬は、例えばグレーターロンドンやロジャーバローズなど、前評判が高くはなかった種牡馬からも活躍馬を輩出していて、そういった種牡馬をフォローしていなかった自分に腹が立っていまして(笑)

ケイアイFのダノンプレミアム産駒もどのような産駒が出てくるのか楽しみですね。今後、血統有識者からの情報発信もあると思いますし、ぜひ検討を楽しんでください(^^♪

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ワイン初心者夫婦

Author:ワイン初心者夫婦
埼玉県在住の40代夫婦です。
キャロット(夫名義)2010年世代から開始。
シルク(妻名義)2013年世代から開始。
夫婦で重賞口取りを目指し一口馬主活動をしています。
よろしくお願い致します。

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